関東で縁結びをするなら|縁結び寺への参拝ポイント
縁結び神社と縁結び寺の違いは?
神社は神様を祀る場所であり、お寺は本尊を祀る場所です。縁結びの神社やお寺なら、どちらに参拝しても構いませんが、ご利益の由来が違います。神社は祀っている神様のエピソードに基づきご縁を与え、お寺はそのお寺の由来に基づきご縁を与えるというのが特徴です。
神社とお寺、どちらを選ぶかは好みによりますので、ご自身が良いと思う場所に参拝すると良いでしょう。神様は願い事の種類によって、得手不得手があります。ただし、縁結びを願って参拝するなら、縁結びにご利益のあると言われている場所に向かってください。
縁結びのお寺でご利益があるとされる「愛染明王」とは
明王は人々を救済するために、心を鬼にして働きかけてくれる仏様です。愛染明王であれば、人々の愛欲を導いて悟りを開いてくれ、恋愛成就や縁結び、夫婦円満などにご利益があります。
ただし、一方的な欲望を導くことはしません。相手を奪いたいという独占欲、振り向いて欲しいという自己アピールなどは嫌い、その人に本当に必要な縁だけを結んでくれるのが特徴です。また、愛染明王のマントラを30万回唱えると、ご縁が成就するという言い伝えがあります。
縁結び寺の正しい参拝方法
お寺には、神社の鳥居にあたる入り口が、山門としてあります。山門をくぐる前には、一礼して参拝しますと気持ちを示しましょう。手水舎があるので、柄杓を使い手と口を清めます。本堂に鐘が設置されていれば、参拝前に鐘を鳴らしてください。ただし、お寺によっては許可を取る必要があります。
また、線香が用意されていれば、線香をあげましょう。最後に本堂に行き、一礼してご縁がありますようにとお祈りして参拝は完了です。帰るときには、山門を出るときに一礼し、ありがとうございましたと気持ちを示してください。